西小岩一人旅の会

底土港徘徊

 9月24日(水)


住居跡入口:柵の右横を入っていくことになりますが、案内板等が全くありません。


住居跡之碑:短パンで来たことを後悔しています。


底土港園地:海は、凪ぎのように見えますが、強風が吹いていました。


待合所の屋上:ここから見た八丈富士も素敵でした。


底土海水浴場:旅も終わりに近づいたのでガッツポーズで締めくくりました。


新湊漁港へ向かうときに見かけた巨大な建物が、不気味なほど不明です。


抜舟の場:宇喜多秀家以降265年間で1917名が、この浜から島抜けを企てましたが、成功したのが、たった1回だそうです。


野口雨情の歌碑:流人が赦免で島を出ていく際、現地妻が三根の坂から港を見て、嘆いている様子を詠っています。


八丈島空港全景:ようやく辿り着きました。


送迎デッキ:これで暫くは八丈島とお別れです。

近藤富蔵居宅之跡
 WEBで調査したところ「居宅跡が、むつみ保育園の前を通り過ぎ、尾崎橋の手前の畑地」というヒントが見つかりました。
 それだけを頼りに行ってみたところ、本当に誰も住まないと思われる場所に大きな石碑が建っていました。
 八丈島歴史博物館の前庭に大きな石碑が建てられているほどの重要人物が住んでいた場所に対する案内看板や説明の立札等もありませんでした。
 一方の宇喜多秀家の関係はというと、暮らしていた屋敷跡やお墓、それにありもしない豪姫と並んで故郷を見つめる像などが建てられています。願望の産物というほかないのですが、やっぱり戦国大名との差でしょうか。
 そんなことを考えながら、八丈島空港からの全日空機で羽田空港に着き、無事、自宅へ帰ってきました。
 余談ですが、八丈島というと船便を考える方が多いと思うのですが、底土港で運賃を見たところ、1万2千円くらいでした。早いうちに購入すれば、航空券が往復で20,410円でしたので、安く上がったと感じています。そう言えば、今日は強風のため、船便が全便欠航となっていました。港も閑散としていました。
 それと、千円で2日間、島内バスが乗り放題になるのですが、1時間に1本くらいですし、歩くために来たのだからと思い、購入しませんでした。経費が浮いた分、珍しく妻へのお土産を買って帰りました。 表示を縮小