西小岩一人旅の会

10月 米百俵の群像

 10月29日()〜31日(火) 

10月29日

小野上温泉駅
 駅からハイクをやっているので寄ってみましたが、スタート駅は隣の小野上駅でした。

日本国道最高地点
 草津温泉を抜けるまでは、綺麗な紅葉が観られたのですが、摂氏2度まで下がり、みぞれのような天候になってしまいました。

10月30日

直江津駅前の林芙美子顕彰碑
 林芙美子が、当時駅前にあった「いかや旅館」(現ホテルセンチュリーイカヤ)に宿泊したエピソードがあったことから、2011年11月に設置されました。
 石碑には、「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」の文章が彫られています。
 宿泊で石碑を建てるなら、松尾芭蕉翁が泊まった旅館にも何か欲しいです。


松田伝十郎の生誕地碑
 妙高市から長岡市に向かって日本海沿いに徘徊していたら、聖ヶ鼻展望台という景色の良さそうな場所を見つけました。
 休憩を兼ねて立ち寄ってみると、この碑がありました。
 そこには、「1808年、間宮林蔵と共に樺太の探検に出かけ、林蔵より早く樺太海峡を発見、『樺太は離島なり、日本国国境と見極めたり』と宣言した。」と、刻まれています。
 間宮海峡については、シーボルトが著書の中で「MAMIYA SETO」と表記しているので間宮林蔵が発見者だと思っていましたが、異なる説もあるようです。
 展望台の周囲が、ガードレールで囲まれているので、撮影しにくいのですが、とても景色の良い所です。


俵百俵の群像
 山本有三の劇の場面を再現しているそうですが、迫力があります。

 今回の旅は、大人の休日倶楽部のフリーきっぷを利用して、この「米百俵の群像」を見たいがために計画していましたが、この像が、長岡駅から遠い場所にあるので、敢えて自動車に変更しました。
 長岡の勇士を挙げると「山本五十六」や「河合継之助」を思い浮かべますが、米百俵を読んでみると「小林虎三郎」も捨てがたいです。
 人材を育てることを優先し、教育に金をつぎ込むに姿に感銘します。現代を考えるといかに教育が、重要か思い知らされることがあります。