西小岩一人旅の会


文 月  (7月)


7月1日:渋川駅から


小野川あじさい公園

 渋川駅から小野川に沿って伊香保温泉方面へ向かうと小野川あじさい公園へ着きます。

 ここに松尾芭蕉は来ていませんが、句碑があります。そして、用水池として作られた小野池があります。


7月5日:上野〜浅草


まるごとにっぽん

 上野駅から下町七夕まつりを開催中のかっぱ橋本通りを経て、浅草に向かいます。

 久し振りの浅草でしたが、昔「寅さん」をよくに観に行った六区の映画館街が、すっかり変わってしまい、浅草松竹の跡に写真のような建物がありました。


7月6日:谷川温泉


湯テルメ・谷川

 水上駅から、利根川を渡り、谷川温泉入口交差点を右折すると、谷川温泉までの一本道です。

 太宰治文学碑には、「姥捨」の一文が刻まれています。

 所どころに若山牧水の和歌の石碑もありました。

 チェックポイントの湯テルメの入浴・休憩料の570円は、安くありません。老神温泉に泊まる予定なので割愛しました。


7月7日:上毛高原


茂左衛門地蔵尊

 上毛かるたに「天下の義人茂左衛門」とうたわれる杉木茂左衛門を祀っています。

 天和元年(1681年)沼田藩主・真田信利の悪政に耐えかねて、巧みな方法で将軍に直訴し、遂に沼田藩を改易に追い込みました。

 しかし、茂左衛門は、捕えられ、貞享3年(1686年)に妻子とともに磔になってしまいました。


7月11日:平 泉


高館義経堂

 平泉といえば、中尊寺と芭蕉の句碑と思われがちです。

 でも、忘れてはいけないのが、「柳之御所遺跡」と「義経妻子の墓」だとも思います。

 でも、あまり立ち寄る人もいません。それを証拠に両方ともハイクのコースになっていません。

 御所遺跡は整備中だし、妻子の墓は頭初の場所から移されたためからかもしれません。


7月12日:日 詰


五郎沼

 平泉初代の藤原清衡の子の藤原清綱が、奥州藤原一族の祖になって、相当に栄えた地域でもあったらしいのですが、館跡に小学校が建っているので、再建するのも難しく、当時を偲ぶものは、土器くらいなものです。

 五郎沼と平泉から分けて貰った古代ハスが、印象に残りました。


7月13日:磐梯町


慧日寺跡

 磐梯町駅に着いた時から、ポツリと雨が落ち始めました。

 受付まで時間があったので、コースを逆にたどり、丁度、受付開始時間に受付へ到着しました。

 雨が段々と強くなってきたので、急いで駅へ向かいました。


7月21日:桐 生


桐生が岡動物園

 桐生に住んでいる人は、この動物園があって幸せだと思う。

 なぜなら、ここには、旭山動物園にもいない象がいるからだのだ。

 ここの「いずみちゃん」は、人懐っこくって、見物人の姿を見ると近くに寄ってきたり、前足をあげれたりする。

 この日は、雨模様だったので、見物人も少なく、少し寂しそうだった。


7月22日:烏 山


烏山大橋

 今年1月に来た時には、閑散としていたが、今日は、山あげ祭の初日とあって、町中に活気が溢れていた。そんな活気を横目に見ながら、駅からハイクを楽しみ、その後、山あげ祭を見た。

 当日は、金曜日だったので、露天商も準備中だったが、これから、相当数の屋台が並ぶことが予想される。

 土日にかけて、さらにヒートアップすることだろう。