moguの北海道
1 早春の洞爺
春を探しに洞爺 2015.4.9(木)
まだ肌寒い四月、春を求めて洞爺に向かった。
40代の頃から春いちばんのドライブ先は洞爺から伊達善光寺へと決めていた。
裏洞爺から道道132号に入りアズマイチゲやニリン草に触れながら湖畔を半周し昭和新山から伊達善光寺へとむかうのが定番ルート。
趣きを感じさせる藁葺のお寺、境内に咲く福寿草。有珠湾の暖かい潮風が春の到来を告げ心地よかったものだ。
今年の春さがしは洞爺湖めぐりと幡渓駅跡の福寿草を目指すことに。
洞爺湖はやはり美しかった。
静寂な湖面 ゆったりと浮かぶ中島 どっしり構える有珠山 あちこちに顔を出しているふきのとう。
湖畔の公園でのんびり弁当を食べしばらく休息した。洞爺湖は癒やしの湖だ。
帰途 立ち寄った幡渓の駅舎跡では予想通り福寿草がきれいに咲いていた。
40年も前に廃線になった胆振線 地元の人々が駅舎跡を保存し 大切に育てているのが伝わってくる見事な群生だ。
北湯沢を過ぎ美笛峠を越えると支笏湖に着く。
そこはまだ寒々しく洞爺とまた違う風景。春まだ遠く・・でした。

支笏湖と恵庭岳