14 モエレ沼公園
M モエレ沼公園 2015・9・3(木)
高圧電線を撮ってみたい・・・とモエレ沼方面に走ってみた。
モエレ沼公園には人造のモエレ山があり、頂上から大札幌の街並み、後方に札幌を取り巻く山々を一望できる。左手のはるか遠く樽前山、恵庭岳、空沼岳や札幌岳、正面に藻岩山,砥石山、百松沢山、手稲山さらに後ろを振り返れば樺戸山々が見えるのだ。
札幌の山々をテーマとした写真撮りの為、西岡から40分かけて何回となく足を運んだものだ。

モエレ沼は昔ごみの埋め立て地、今はイサム野口監修の素晴らしい公園となっているが、
周辺には高圧の送電線が多数あり、眺望の障害物なのだ。
今回は視点を変え、高圧電線そのものに挑戦なのだ。

モエレ山とモエレ沼

モエレ公園の巨大な送電線
すぐ近くの石狩川えん堤に行く、ここは一般車立ち入り禁止、悪さをして走ってみる。

石狩川を跨ぐ巨大な鉄塔。我々にとっては命の綱だ。
脇を走る学園都市線の長い鉄橋が小さく見える。
札幌大橋を渡り当別町側に入る。そこはもう田園地帯、のどかな風景が広がっている。
当別側の堤防から撮影ポイントを探していたら、本庄睦夫の記念碑があった。
明治の初め仙台藩43世帯161人の開墾の苦悩を描いた小説「石狩川」、当別町が開基100年を記念して建立したものらしい。

我が祖父も明治30年ころ、徳島から隣の北村に入植しているので、とりわけ感慨深かった。
後日、西岡図書館で「石狩川」を探したが無かった。残念。