12 雄 冬 岬
K 雄 冬 岬 2015・8・24(月)
ばったんがドライブに行きたいと言い出した。
雨天の日が続いたので気分転換したいという。西岡は曇り空で相変わらずのぐずついた天気。
ネットの天気予報で晴れ間のある浜益方面と決めて、10時過ぎとりあえず出発した。
石狩方向には青空が見える。もしかしたら・・とだんだんドライブ気分になってきた。
海を見ながら雄冬岬へ行こうと決めた。
東区に入りモエレ沼公園を過ぎるころにはすっかり青空が広がった。石狩大橋を渡り望来へと走る。

石狩市聚富から

石狩市望来
真っ青な日本海が見えてきた。最高のドライブ日和だ。
厚田漁港で寿司を食べようと評判のかねとも寿司に寄ったらネタ切れの為閉店、店の前には食べ損ねた客が3〜4組、何せこの店はネタが切れたら閉店でも有名らしい。厚田の有名な豆腐屋も休業、朝市もほとんど閉店、厚田は月曜が休みなのだ。
結局昼食は当たらずそのまま浜益に向かう。
浜益海浜公園の前のド派手な食事処「日本海」で一服。うに丼定食を食べる。
浜益には時々訪れている。背後に連なる増毛山地がとても美しいからだ。
お盆を過ぎた平日、夏に大賑わいの海水浴場に人影はない。静かな街に戻っていた。
日本海沿いに走るルート232は留萌で231と連なり稚内へとむかう眺望がすばらしい人気のルートだ。
稚内までおよそ300キロ、殆どの全域で大海原を望むことが出来、断崖が迫り、原生花園が続き車もまばら。
北海道を満喫できるルートなのだ。 「オロロン街道」と呼ばれている。
浜益から10キロほど北上すると、「幌」という小さな漁村を通過する
国道を走っていると小高い山の上にポツンと灯台が立っているのが見えてくる。
海の守りというより、道路に向かって交通安全を願っているようでの,とても近親感の沸くお気に入りの灯台なのだ。

国道から
幌漁港から
雄冬はその昔、陸の孤島であった。浜益と増毛を繋ぐのは険しい山道行くか船で渡るしかなかったと言う。
1984年国道が難工事の末に開通したものの冬は閉鎖、通年開通は今から20年ほど前なのだ。
その後も断崖絶壁からの落石や落盤は続き、トンネルの堀直しは今も続いている。

美しい雄冬岬、以前は駐車帯もありゆっくり
出来たが今は工事車両でいっぱい。駐車は不可能

雄冬トンネルを越えると白銀の滝の駐車帯
そこでパチリ。ぶらり雄冬ドライブでした。