moguの北海道

9 ニャンの百ヵ日


ニャンの百ヵ日   2015・7・1(水)

 我家の愛猫「ニャン」は天国へ旅立って昨日で百日。大雨だったので一日後れの今日、愛犬「ピック」と一緒に豊平の動物霊園に行き参拝してきました。
  

 18年前、孫の誕生で娘に預けられ、我が家の一員となったニャン。
     

 家の中は傷つけられ、障子の張り替えに追われ、キツイ臭いのおしっこに悩まされながらもかわいい仕草にごまかされながら癒されてきた。
 10歳の頃、ある日突然「ピック」というミニチアダックスフンドが現れ同居することになりました。
 大人のニャンは好き放題に振る舞う「ピック」をやさしく見守ることにしました。
 ピックは兄貴分として慕ってくれましたが、日常生活はストレスがたまり脚や腹の体毛が抜けるなどひどいものでした。
 家人は「我慢のニャン」として評価してくれていたのが心の支えであり救いだった。
 この数年、往年の威圧を感じさせる猫から穏やかなやさしい猫に変身していたのですが、今年に入り、爪とぎをしなくなるなど老化現象が一段と進み、さらに何回食べても食事をねだるなど痴呆症状となりました。
     
 そして3月23日ついに帰らぬ猫となりました。

 一晩家族みんなと過ごし、豊平の北海道動物霊園で永遠の眠りにつきました。
 そしてはや100日、ニャンのいない生活にもすっかり慣れ、我が家はピックの天下になりました。
        
                  おわり